#3 フリーター、家を買う。
フジテレビ火曜ドラマ
一番印象に残った台詞は誠治がカラオケボックスでストレスを発散した後の
「おふくろがいなくなったら、俺はたぶん、ほっとする」
ちょっとたことでも面倒くさがらずにうんうんと頷いて、手を差し伸べてあげる事、決して疑わない事、信じてあげる事、いつでもそばに居てあげる事。
一人の人間を心から守り抜くということはすごく大変な事だけれど、誠治のその苦労を誰もいたわってくれない。
誠治にのびて来る手はただ「助けてくれよ」と、母の面倒な世話ばかり。
頑張っても頑張っても何一つ報われず言葉にできない誠治の辛さが、その一言にぽろっと現れているように思いました。
暗くていや!と言ってみるのをやめてしまった方も多いと思いますが、そのぐらい演技もストーリーも演出も、本当にリアル。確かに暗いテーマのドラマですが、そのテーマを乗り越えていくという意味では、とてもポジティブな良いドラマだと私はおもいます。
3回ぐらい見返しているんですが何度見てもぐっと惹き込まれます^^